

「洗浄」とは、油性成分を取り除くこと=きれいにすること
シャンプーをすると皮膚表面の皮脂は取り除かれ、透過性が増します。
しかし外界の影響を非常に受けやすく、合成成分の場合、添加されている分だけ皮膚障害の可能性は高くなります。
[主な皮膚障害の具体的な状態]
アレルギー・・・合成成分が皮膚を通して体内に入り込み、悪影響を示した状態(例:発疹・かゆみ)
乾燥肌 ・・・皮膚の細胞を傷め、水分が保持できなくなる状態。
肌へのやさしさの追求
「やさしさ」の秘密は、個々の成分の濃度と天然原料の多様性です。
化粧品にも使用できる原料の安全性・洗浄力は天然原料も合成原料も同じレベルかも知れませんが、天然原料の素材を生かして作られているものは肌への ”やさしさ”が違います。皮膚表面は皮脂に被われているのですが、シャンプー時にはその皮脂の多くが取り除かれ皮膚表面は成分の影響を非常に受け易い状態になります。
一般的なシャンプーでは1〜3種類の合成原料の洗浄成分から成っていますが、天然原料のココナッツオイルでは代表的な6種類もの脂肪酸(洗浄成分)から成っています。
ですから、同じ洗浄力でも、個々の洗浄成分の濃度は低くなるので、皮脂が取り除かれた皮膚の表面には低刺激で肌にやさしいと言えます。
やさしさの定義
・低濃度の洗浄成分を多く含んでいること
・個々の洗浄成分が低濃度で働いていること
・個々の洗浄成分の多様な働きが証明されていること
このことからやさしい製品には植物(天然素材)の多様性が必要と考えました。